本記事は教育用語の定義・制度的位置づけをカテキョダイレクト編集部が公的資料・専門機関情報を元に整理した用語集です。最新の制度・診断基準は文部科学省・各専門機関の公式情報をご確認ください。
学習指導要領の定義
定義:学習指導要領は文部科学省が定める、全国の小中高校の教育課程の基準。約10年ごとに改訂され、各教科の目標・内容・配当時数が定められます。
学習指導要領は、文部科学省が定める教育課程の基準です。全国どの地域・どの学校で教育を受けても、一定水準の教育内容が保証されるように、各教科の目標・指導内容・標準授業時数等が定められています。約10年ごとに改訂され、社会の変化に対応した教育目標・指導内容に更新されます。
最新版の施行時期
数字:最新の学習指導要領は、小学校が2020年度、中学校が2021年度、高校が2022年度から全面実施されています。
最新の学習指導要領は、小学校が2020年度、中学校が2021年度、高校が2022年度から全面実施されています。主な変更点は、『主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)』の重視、プログラミング教育の必修化(小学校)、英語教育の強化(小学校3年生から外国語活動)、思考力・判断力・表現力の評価重視などです。
3観点の学習評価
押さえどころ:新学習指導要領では学習評価が『知識・技能』『思考・判断・表現』『主体的に学習に取り組む態度』の3観点に整理されました。
最新の学習指導要領では、学習評価のしくみが変更され、評価の観点が『知識・技能』『思考・判断・表現』『主体的に学習に取り組む態度』の3つに整理されました。従来の4観点(関心・意欲・態度/思考・判断・表現/技能/知識・理解)から3観点への統合です。各観点をA・B・Cで評価し、それを統合して5段階の評定が決定されます。
入試・内申点への影響
実態:学習指導要領の改訂は内申点の評価方法に直結。3観点での評価が定着しつつあり、テスト得点だけでなく『主体的に学習する態度』も評定に反映されます。
学習指導要領の改訂は、内申点(評定)の付け方に直結します。3観点評価が定着したことで、定期テストの点数だけでなく『主体的に学習に取り組む態度』(授業中の発言・課題提出・自主学習等)が評定に反映されるようになりました。これは高校入試の内申書にも影響するため、日常の学習姿勢が以前にも増して重要になっています。
関連語句
- 教育課程: 各学校が学習指導要領に基づき編成する教育の年間計画
- 主体的・対話的で深い学び: 新指導要領が重視する学び方
- 3観点評価: 知識・技能/思考・判断・表現/主体的に学習に取り組む態度
- 移行期間: 改訂から全面実施までの段階的導入期間
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参考・出典
- 文部科学省『学習指導要領』(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/)